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身近なところで、少しだけ贅沢な気分を味わいませんか?

第17回/こんな身近に薬草・薬木が!

みなさんは『漢方薬』というと、どのようなイメージをお持ちですか?
薬草・薬木というと、中国の山水画に出て来るような、霞みがかった険しい山々に自生する珍しい植物ようなイメージ・・・ありませんか?
ところが、なんと!驚いたことに、実はとっても身近に自生しているのです。
今回は自然に恵まれた名張・青山地域にお住まいのみなさん『ならでは』の楽しみ方、身近にある「薬草」「薬木」についてご紹介しましょう。

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青蓮寺ダム周辺に自生する薬草・薬木
たとえば・・・みなさんがよく知っている場所、青蓮寺ダム周辺にも、たくさんの薬草・薬木があります。例えば、ジャノヒゲ、アオツヅラフジ、サクラ、オオバコ、イヌザンショウ、ノイバラ、ヘクソカズラ。
今回はその中から2種類、ピックアップしてご紹介します。

ジャノヒゲ
image1.jpg 名前の由来は、能面の翁(おきな)の髭(ひげ・あごひげ)から、尉(じょう・翁の面)の髭(ひげ)が転訛(てんか)して、リュウノヒゲ、ジョウノヒゲ、ジャノヒゲになったといいます。

◎効能・効果
咳止め、滋養、強壮

◎採集の方法
根の肥大したところを5~6月に採取します。
ジャノヒゲは、塊根(かいこん)だけをとり、残りはそのまま植えておけば、また、翌年には塊根(かいこん)を採取できます。
家庭でも容易に栽培できるので、観賞用にもピッタリという一石ニ鳥の薬草です。

◎生薬の作り方
塊根(かいこん)部分をよく水洗いして、一度天日で半乾燥してから、半日程水につけて柔らかくなったところで、再び天日で十分乾燥させます。
ジャノヒゲの塊根を、麦門冬(ばくもんどう)といいます。

◎生薬の用い方
咳止めには麦門冬(ばくもんどう)を、きざんだもの1日量6~12グラムに水0.5リットルを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、3回に分けて食間に服用します。
また、滋養強壮には、麦門冬(ばくもんどう)と同量のハチミツを加えて、水0.5リットルを、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、3回に分けて食間に服用すると良いとのことです。

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アオツヅラフジ
image2.jpg アオツヅラフジには、カミエビという名前もあります。 中国名は木防己(もくぼうい)。別名に土木香(どもっこう)、牛木香(ぎゅうもっこう)、青藤(せいとう)の名前があります。
色々な名前で親しまれているのですね。

◎効能・効果
むくみの時の利尿

◎採集の方法
つるや根、果実は秋に採取します。

◎生薬の作り方
つるや根は輪切りにして、日干しにしておきます。
根茎を乾燥したものを木防己(もくぼうい)といいます。
果実はそのまま日干しにして乾燥させ、保存します。

◎生薬の用い方
木防己(もくぼうい)5~10グラムを1日量として0.5リットルの水を加え煎じて、約2分の1量まで煮詰めて、3回に分けて服用します。
また、乾燥した果実を1回量3~6グラムを水0.2リットルで煎じて服用しても良いとされ、生の果実なら1回につき5個のしぼり汁をそのまま飲んでも効果があるとのことです。

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身近な「薬草・薬木」は、まだまだたくさんあります。
ここでご紹介した「効能・効果」や「生薬の用い方」は一例です。

3月、名張市では市民公益活動実践事業として「薬草・薬木」に関するイベントを行ないます。
近隣の方々と一緒に、青蓮寺ダム周辺に自生する「薬草・薬木」を探してみるのも楽しいのではないでしょうか?
参加者には市内遊歩コースに自生する薬草の観察マップがいただけるそうです。
当日、説明案内する伊賀薬剤師会の専門スタッフ先生の楽しいお話も聞けますよ!

イベント名 薬草観察ウォーク
日時 平成18年3月26日(日)午前9時30分 ~12時30分(解散)
コース 青蓮寺ダム周辺
参加費 無料
申込期限 平成18年3月18日(土)まで
問い合わせ先
(実施団体)
社団法人 伊賀薬剤師会(担当 田中)
電話:0595-26-7270

※ご注意
掲載内容は計画(予定)です。
都合により時期などが変更される場合があります。
詳しくは実施団体にお問合せください。

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